健康診断の気になる疑問

健康診断でセーフだった検査結果は本当にセーフ?健康診断の検査と数値を正しく認識してみませんか。


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がん検診は受けよう!続けよう!

がん検診は、健康診断における重要な一分野を占めています。

そのがん検診ががん予防にきわめて有効であることが言われています。

胸部レントゲンなどによる肺がん検診、胃レントゲンなどによる胃がん検診、マンモグラフィーなどによる乳がん検診などはみなさんもおなじみの検診ですが、これらの実施により生存率が実施しないときに比べて生存率の効果が証明されています。

こういった健康診断は企業や団体の健康診断で受けることが可能ですが、入っていない場合は忘れがちになります。

健保協会や組合で受信することができない場合、各市町村の自治体が実施する健康診断を受けるのが有効です。

しかし、自主的に健康診断を受ける人の場合、国立がんセンターの統計を見ると定年退職する65歳くらいの年齢からがん検診の受診率が下がっています。

がんの場合、早期発見・早期治療が理想で生存率も大きく違ってきます。

また早期治療の場合、現代では体に負担のかかる手術が少なく、場合によっては日帰りも可能なものもあります。

国や自治他にとっては、早期発見・早期治療は保険による負担を抑える効果も期待でき、保険料収入不足の状況では患者による早期発見・早期治療が有効で広告などの啓発活動も盛んになっています。

これは国や自治体のみならず、患者にとっても入院せずに住めば治療費の負担も少なく、また自営業の方であれば日帰りできれば仕事への影響も少なくすみます。

がん検診は1年に1回、定期的に受けることが効果的です。

代表的ながんは、これら健康診断である程度早期発見することが可能です。

健康的な毎日を送るためにも、定期的にがん検診を有効活用しましょう。



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尿・便検査の読み方

健康診断で受診者の体への負担が軽いのは尿や便の検査です。
体から排出される老廃物からも、体の状態を知ることができます。

□尿たんぱく
[基準]
 定性検査:陰性(−)
 定量検査:150mg/日未満

[解説]
尿に含まれているたんぱくから、腎臓などの状態を調べます。

[疑われる病気]
 糸球体腎炎、ネフローゼ症候群、腎硬化症、糖尿病性腎症など
 なお、発熱時にも尿たんぱくが出ることもあり。

□尿糖(US)
[基準]
 定性検査:陰性(−)
 定量検査:40〜85mg/dlit

[解説]
体内で処理しきれない糖が尿に洩れ出ていないか調べます。
健康診断では、糖尿病の可能性を探るのに役立ちます。

[疑われる病気]
 糖尿病、腎性糖尿、慢性膵炎、甲状腺機能亢進症、クッシング症候群など

□尿色
[基準]
 尿色:淡黄色〜黄褐色

[解説]
健康診断で採取した尿の色から、腎臓や尿路に異常がないか観察します。

[疑われる病気]
 薄い場合は糖尿病、尿崩症など
 濃い場合は腎不全、ネフローゼ症候群など

□尿潜血
[基準]
 陰性(−)

[解説]
健康であれば出ることのない尿中の赤血球の有無を調べることで、健康診断で腎臓や尿路に異常がないか調べます。

[疑われる病気]
 血尿、急性腎炎、慢性腎炎、膀胱炎、尿路結石、腫瘍、感染症、腎臓や尿路の損傷など

□便潜血
[基準]
 陰性(−)

[解説]
血液が便に含まれていないか調べることで、消化管の出欠の有無から異常を調べます。
とくに大腸がんの早期発見に有効です。

[疑われる病気]
 大腸がん、大腸ポリープ、大腸の炎症や潰瘍、クローン病、腸炎など
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生化学検査の読み方 3

健康診断における血液生化学検査では、血液を化学的に分析して病気が潜んでいないか調べる検査です。
ここではHDLコレステロール、LDLコレステロール、中性脂肪、血糖、グリコヘモグロビン、C反応たんぱくについて解説しています。

□HDLコレステロール(HDL−C)
[基準]
 40〜70mg/dlit

[解説]
善玉コレステロールであるHDLコレステロールを測定することで、動脈硬化の危険性を診断します。
動脈硬化の結果起きる病気までは健康診断できません。

[疑われる病気]
 低い場合は糖尿病、高脂血症、動脈硬化、高血圧、心筋梗塞、低HDLコレステロール血症など
 病気ではありませんが、健康診断でこの数値が高い場合は長寿な人が多いです。

□LDLコレステロール(LDL−C)
[基準]
 65〜139mg/dlit

[解説]
動脈硬化を進める悪玉コレステロールであるLDLコレステロールを測定することで、動脈硬化の危険性を診断します。

[疑われる病気]
 高い場合は動脈硬化、高脂血症、胆道閉塞、糖尿病など

□中性脂肪(トリグリセライド、TG)
[基準]
 30〜149mg/dlit

[解説]
血液中の中性脂肪の量を測定して、動脈硬化の恐れがないか診断します。

[疑われる病気]
 低い場合は慢性肝炎、肝硬変など
 高い場合は高脂血症、動脈硬化、糖尿病、心筋梗塞、メタボリックシンドロームなど

□血糖(グルコース、BS、PG)
[基準]
 空腹時:110mg/dlit以下
 食後:140mg/dlit以下

[解説]
血液中のブドウ糖(グルコース)の量を測定して、糖尿病の恐れがないか診断する検査です。

[疑われる病気]
 低い場合は副腎不全、インスリノーマなど
 高い場合は糖尿病、甲状腺機能亢進症、膵炎、肝硬変、肝炎など

□グリコヘモグロビン(HbA1c)
[基準]
 4.3〜5.8%

[解説]
糖尿病の人の過去1〜2ヶ月までの血糖コントロールの状態を調べる検査です。

[疑われる病気]
 低い場合は慢性腎不全、貧血など
 高い場合は糖尿病、腎不全など

□C反応たんぱく(CRP)
[基準]
 定位法:陰性(−)
 定量法:0.3mg/dlit以下
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